高齢者のクリスマスレクリエーション10選|輪投げで盛り上がる進め方
「今年のクリスマス会、高齢者の利用者さんみんなで楽しめるレクは何にしよう?」と悩んでいませんか?
老人ホームやデイサービスなどの介護施設で、年末のイベントにクリスマス会を開く場合もあるでしょう。利用者さんに合ったレクを選びたいですね。座ったままでも参加できて、準備が簡単なレクなら、高齢者の方も加わりやすくなります。歌や出し物を見る時間に加えて、参加者が主役になるゲームを入れると、会にメリハリが出ます。
この記事では、高齢者向けのクリスマスレクリエーションを10個と、60分の会の進め方を紹介します。輪投げを季節のゲームにアレンジした例も3つまとめました。
編集部
高齢者のクリスマスレクリエーションは座って参加しやすいものを
高齢者向けのレクを選ぶときは、次の3つを目安にすると選びやすくなります。
- 座ったまま、車椅子のままでも参加できる
- ルールが短く、見本を見ればすぐにわかる
- 準備や片付けに時間がかからない
高齢者の体の状態や好みはさまざまです。体を動かすゲーム、歌や体操、見て楽しむ出し物を組み合わせ、一人ひとりが参加のしかたを選べるようにしましょう。
輪投げを使ったクリスマスレクリエーション3選
輪投げは、座ったままでも投げられ、入ったかどうかがひと目でわかるので、高齢者のレクに向いています。飾りやルールを少し変えるだけで、季節らしいゲームになります。
1. クリスマスツリー輪投げ
輪投げ台の棒に、リボンやモールを巻いてクリスマスツリーに見立てます。1から9の点数が付いた台なら、入った棒の点数を足して合計点を競います。
台の近くに小さなツリーや飾りを置くと、会場の雰囲気も出ます。投げる距離は、利用者さんの様子を見て近めから始めましょう。
2. プレゼント輪投げ
棒の前に、点数ごとのプレゼントの絵カードを置き、輪が入った棒のプレゼントがもらえるルールです。プレゼントを取りに台へ近づかなくて済むよう、職員が後で席まで届けましょう。
入った本数でプレゼントを変える方法もあります。お菓子を使う場合は、一人ひとりが食べられるものかを職員が確かめましょう。景品の数の決め方は参加人数から景品の数を決める方法で紹介しています。
3. ビンゴ輪投げ
9本の棒を3×3のビンゴカードに見立て、縦・横・斜めのどれか1列に輪が入ったら「ビンゴ」です。チームで交代して投げ、先にビンゴになったチームの勝ちにすると、見ている方も声を出して応援できます。
ビンゴになったチームには、サンタの帽子をかぶって記念撮影をする、といったご褒美もおすすめです。
座ったままできる高齢者向けレクリエーション7選
輪投げと組み合わせやすい、座ったままできる定番のレクを紹介します。
4. ツリー玉入れ
かごやバケツをツリーに見立てて飾り、お手玉や紅白の玉を投げ入れます。チームごとに色を分けて、入った数を競います。
5. プレゼントリレー
音楽に合わせてプレゼントの箱を隣の方へ回し、音楽が止まったときに持っていた方が、箱の中のくじを引きます。立ち上がらずにできるレクです。箱を回すのが難しい方は、職員が手伝いましょう。
6. 靴下的当て
壁やボードに大きな靴下の形の的を貼り、柔らかいボールやお手玉を当てます。的の大きさを変えて点数を付けると、ゲームらしくなります。
7. 風船バレー
赤や緑の風船を使い、円になって座り、無理なく手が届く範囲で打ち合います。落ちてもよいルールにして、遠くへ行った風船は追わずに職員が拾いましょう。風船にサンタやツリーの絵を描くと、季節感が出ます。
8. サンタの福笑い
座ったまま、手の届く机の上で、サンタクロースやトナカイの顔のパーツを置いていきます。目隠しは希望する方だけにして、不安がある方は目隠しなしで楽しみましょう。周りの方が「もっと右」と声をかけるので、会話が生まれやすいレクです。
9. 絵合わせビンゴ
数字の代わりに、サンタ・ツリー・ベル・雪だるまなどの絵を使ったビンゴです。絵が大きいカードを使うと、見やすくなります。
10. みんなで歌う季節の歌
「ジングルベル」や「きよしこの夜」など、よく知られた歌をみんなで歌います。鈴やハンドベルを配って、手を動かしながら歌うのもおすすめです。
高齢者施設のクリスマス会の進め方の例
ゲームと歌、おやつの時間を組み合わせた、60分の進め方の例です。デイサービスでは、午後のレクの時間に合わせて短くすることもできます。人数や利用者さんの様子に合わせて、時間を調整してください。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 0〜5分 | あいさつ、会の流れの説明 |
| 5〜15分 | みんなで季節の歌を歌い、軽い体操をする |
| 15〜35分 | ツリー輪投げやビンゴ輪投げ(チーム戦) |
| 35〜45分 | 休憩、おやつと水分補給 |
| 45〜55分 | プレゼントリレーや福笑い |
| 55〜60分 | 表彰、記念撮影、終わりのあいさつ |
輪投げのチーム戦や表彰の進め方は、輪投げ大会の進行表と表彰のしかたも参考になります。
当日までの準備
- 2〜3週間前:レクの内容を決め、必要な道具と景品をそろえる
- 1週間前:飾りやカードを作り、職員の役割を決める
- 前日:会場の配置を決め、道具がそろっているか確かめる
車椅子の方が多い場合の席の並べ方は、車椅子の方と並んで投げるときの席の配置にまとめています。
高齢者のレクリエーションで気をつけたいこと
楽しい会にするために、次の点にも気を配りましょう。
- 体を動かすゲームは、体調や医師・リハビリ職の指示に合わせて内容を決める。途中で痛みや息苦しさ、めまいなどが出たらすぐにやめる
- 投げるゲームは、輪やボールが人に当たらないよう、投げる方向と見る人の位置を分ける
- 床に落ちた輪や風船は、ゲームをいったん止めてから職員が拾い、つまずかないようにする
- おやつや飲み物は、一人ひとりのかむ力・飲み込む力や食事制限に合わせ、普段の食事の形やとろみの指示を確かめる
- 大きな音や長い時間が苦手な方には、途中で休める席を用意する
クリスマス会の輪投げ台を用意する方法
ツリー輪投げやビンゴ輪投げには、1から9の点数が付いた輪投げ台があると、得点やビンゴがひと目でわかります。
この時期だけ使うなら、借りる方法があります。Tuloopでは、国際輪投げ協会の公式モデル「PRO」を1週間3,000円(税込)で貸し出しています。お届けの送料は料金に含まれ、返送時の送料のみお客様の負担です。
開始日は、注文の当日と翌日は選べず、金曜12時以降〜日曜の注文は最短で火曜日開始になります。12月は行事が重なるので、日程が決まったら早めに申し込みましょう。
会のあとも毎月のレクで使うなら、購入もできます。安全に配慮したモデルの「EVERY」は、木製の太い支柱とコーナーガード・安全バー付きです。付属の茶色い輪は少し軽くやわらかい作りで、24,000円からです(税込・送料別)。
高齢者のクリスマスレクリエーションでよくある質問
レクは何種類くらい用意すればいいですか?
60分の会なら、体を動かすゲームを1〜2つ、歌を1つ、ゆっくりできるレクを1つほど組み合わせると、メリハリが出ます。
参加しない方がいても大丈夫ですか?
無理に参加をすすめる必要はありません。応援役や得点係をお願いすると、見ているだけの方も会に加わりやすくなります。
輪投げはどのくらいの距離から投げればいいですか?
公式の競技には決まった距離がありますが、施設のレクでは、利用者さんに合わせて調整して構いません。座ったまま投げるなら、一人ひとりが無理なく投げられる距離から始め、入りやすさを見ながら調整しましょう。
まとめ
高齢者のクリスマスレクリエーションは、座ったままでも参加しやすく、ルールがわかりやすいものが向いています。一人ひとりの状態や好みに合わせて選びましょう。
- 輪投げは、飾りとルールを変えるだけで季節のゲームになる
- 玉入れ、プレゼントリレー、福笑い、ビンゴ、歌など、座ったままできるレクを組み合わせる
- 60分の会なら、歌・ゲーム・おやつ・表彰の流れで進める
- 投げる方向や床の輪など、安全にも気を配る
編集部