
輪投げは子育てにもおすすめ
輪投げは子育てにもおすすめ
輪投げといえば、縁日での出し物が有名です。得点目掛けて投げ入れたりなど、ちょっとしたミニゲームといったイメージが強いと思います。
そんな輪投げですが、最近では知育おもちゃとして評価が強まっているのを知っていますか?単純だからこそ小さな子供でも遊びやすく、楽しみながら、さまざまなことを学ばせることができます。
輪投げがどのように知育につながるのか。輪投げの効果について紹介します。
輪投げの効果
輪投げには、以下のような知育効果が期待されています。
集中力の向上
輪投げを続けることで、子供の集中力を高めることができます。輪投げは勢いのままに放り投げても的に入れることは難しく、狙って入れるためには集中が必要だからです。繰り返し続けることで集中力が身につき、ほかのことでも集中ができるようになります。
集中力がないと、物事が長続きしません。勉強や運動をしても、すぐに飽きてしまいます。「集中して物事に取り組む」ことに慣れさせるためにも、幼少期から集中することに慣れておくといいでしょう。
空間把握能力の向上
輪投げは、空間把握能力の発達効果も期待できます。空間把握能力とは、物までの距離や高さなどの空間を把握するための能力のことです。空間能力が高いことで、危機管理能力が高まったり図形に強くなったりします。
輪を的に入れるためには、ただ輪を投げればいいわけではなく、的までの距離を認識する必要があります。何度も繰り返し投げることで、自然と距離感などを覚えるようになるでしょう。
次第に「どの程度の力ならどこに飛ぶ」「どのように投げれば入りやすい」などもわかるようになり、空間把握能力が養われていきます。
達成感の体験
輪投げは、達成感も感じさせてくれます。達成感とは成功体験からなる高揚であり、達成感が得られると、自信が持てるようになります。
大人にも言えることですが、自信を持つことはとても大切です。自信がないと内気な性格となり、積極的に行動ができなくなります。
子供の成長は、積極的に体験するかどうかで大きく変わってきます。子供の成長を促すためにも、輪投げを通じて達成感を経験させましょう。
輪投げが始められる年齢
一般的に、輪投げデビューは2歳前後とされています。幼少期は力も弱く、輪を持って投げられないからです。子供にもよりますが、だいたい2歳くらいから、輪を持って投げられるようになってきます。
もちろん、それ以前から始めても問題ありません。投げられなくても興味を持てば、親と一緒に遊ぶことができます。
1歳ごろからできる子供用の輪投げもありますので、ほかのおもちゃと一緒に与えてみてください。
輪投げで遊ぶ際の注意点
子供と一緒に遊ぶ際には、以下のことに注意して遊んでください。
うまくいかない時はサポートする
輪投げがうまくいかない時は、大人がサポートしてあげてください。「達成感の体験」の項目でも触れましたが、成功体験は子供の成長に大きく影響を与えます。うまくいかないことが続くと、輪投げが嫌いになるだけではなく、自信も失ってしまうでしょう。
「うまく投げられない時は一緒に投げてあげる」「輪が届かない時は的を低くする」など、ただ輪投げをやらせるのでなく、輪投げがうまくいくようサポートもしてください。
割れやすい物を近くに置かない
輪投げをする際は、周囲に注意してください。近くにガラスやコップがあると、投げた輪がぶつかり割れる可能性があります。
ほかにも、「投げた輪が壁に反射して子供に当たる」「転んで的に頭をぶつける」などの事故も予想できます。
安全に輪投げを楽しむためにも、整理整頓がされた広い部屋で遊ぶようにしてください。場合によっては、大人と一緒の時のみ遊ぶようにしましょう。
まとめ
輪投げは、ただ遊ぶだけではなく子供の成長にも影響を与えます。特に内面への影響が大きく、勉強や運動がうまくいくための下地を育てられるでしょう。
遊び方が単純だからこそ、幼少期からでも問題なく遊べます。子供に与えるおもちゃの一つとして、ぜひ輪投げを検討してみてください。
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